教学舎は指定校推薦にこだわる塾ではありません、

「教科書」指導にこだわっている塾なのです。

教科書指導にこだわるワケ

こんにちは運勢責任者のマツダです。今回は私たち教学舎のアイデンティティ(存在意義)について書きたいと思います。なぜこのようなことを書くのかというと、夏期の問い合わせ等で「指定校推薦の塾ですよね」というような声を多数いただいたからです。進学結果から見るとそのように見えるかもしれませんが、アイデンティティは全く違いますので訂正したいと思います。教学舎は教科書指導にこだわっている塾です。

まずは大前提として、高校の教科書にはレベルが存在しています。高校受験により学力層が分けられ、それぞれの高校に適したレベルの教科書または副教材が使われています。使用される教科書は学年により変わりますが、およそのレベルは同じようになっています。また英語では出版社による難易度の違いもあります。

教学舎のある神奈川県の県西部は、残念ながら東京大学や旧帝国大学にバンバン合格する進学校はありません。早稲田や慶応に20名以上進学している高校も少ししかありません。そのような環境の中で、有名大学や難関大学への進学を叶えるためには戦略的な学習計画が不可欠です。

私たちは、生徒たちの学力にあった教材である教科書を100%理解することが、最も効率的な学習であると、30年以上の経験で確信しています。高校1年生からしっかりと教科書内容を理解し高得点とっていれば、大学受験に対応する基礎力を養うことができます。しかし短期記憶によるテスト勉強ばかりしていては、基礎学力を養成する機会の損失になります。なので普段からコツコツと学び続けることが、この地域で「勝つ」戦略なのです。

大学受験といった遠くの目標設定ではなく、身近である定期テストを目標設定することは、テスト勉強を真剣におこなう進学校の生徒たちにとって、タイパの良い効率的な勉強方法なのです。そのようなマインドと勉強法を身に付けさせることで、希望大学進学という夢を実現させています。指定校推薦での進学はそれらの副産物です。

しかし注意があります。教科書指導が基礎学力養成に直結するのはあくまでも進学校です。中堅レベルの高校の場合、教科書指導だけでは不十分です。それに対応するクラスでは、学校以上の内容(大学受験に通用する内容)を専用テキストを使用して指導しています。