教学舎の指導方針
予備校じゃないー「塾」だからできること
教学舎は1989年に開校しました。予備校のようにただ教えるだけといった指導ではなく、「勉強を通じてそれ以上のものを伝えたい」という気持ちで開校しました。20年以上の月日が流れた現在でもその熱い気持ちに変わりはありません。また、近年ますます大学入試をとりまく環境が多様化・複雑化している状況だからこそ、『頼れる小さな塾』が求められると自負しています。
「生徒の夢を叶えたい」
人生の中で高校時代は「自己」を確立する大切な期間であり、中学までと異なった悩み、不安を抱くものです。予備校のように大人数ではなく、教学舎の先生は「教師」であるとともに「人生の先輩」「何でも話せる存在」であり、常に“体温”を感じる距離での指導に徹します。特に次のステップを決める進路は、今後の人生を左右する大きな問題です。だからこそ「先生」と「生徒」といった無機質な関係ではなく、より厚い信頼関係を構築した上で、夢を叶えるため細かいケアを実践しています。
「がんばる姿を応援したい」
何事も結果は大切ですが、自己成長の途中の高校時代は、その過程や目標に向い、がんばる姿勢が大切であり、評価されなければなりません。勉強のために部活や他の活動を犠牲にするのでなく、両立してやっていこうとする生徒たちを私たちは応援します。高校時代の経験は大学短大進学後や社会に出てから必ず自信となるものです。また一つのことをやり遂げるパワーはあらゆることに通用します。そのことを体感して欲しいと私たちは考えています。
「勉強を通し大切なことを伝えたい」
私たちは『塾』であることにこだわります。江戸時代の松下村塾のように、個々の魂と魂とを通い合い、先生と生徒が相互に理解し、親しみ・敬愛・信頼に満ち溢れる空間。それが私たちの理想とする『塾』です。ですから卒業しても、その関係は続いています。勉強を通し、「心」を育てる。それが教学舎の指導理念です。
教学舎は指定校推薦にこだわる塾ではありません、
「教科書」指導にこだわっているのです。
教科書指導にこだわるワケ
まずは大前提として、高校の教科書にはレベルが存在しています。高校受験により学力層が分けられ、それぞれの高校に適したレベルの教科書または副教材が使われています。
教学舎のある神奈川県の県西部は、残念ながら東京大学や旧帝国大学にバンバン合格する進学校はありません。早稲田や慶応に20名以上進学している高校も少ししかありません。そのような環境の中で、有名大学や難関大学への進学を叶えるためには戦略的な学習計画が不可欠です。
私たちは、生徒たちの学力にあった教材である教科書を100%理解することが、最も効率的な学習であると、30年以上の経験で確信しています。高校1年生からしっかりと教科書内容を理解し高得点とっていれば、大学受験に対応する基礎力を養うことができます。しかし短期記憶によるテスト勉強ばかりしていては、基礎学力を養成する機会の損失になります。
大学受験といった遠くの目標設定ではなく、身近である定期テストを目標設定することは、テスト勉強を真剣におこなう進学校の生徒たちにとって、タイパの良い効率的な勉強方法なのです。そのようなマインドと勉強法を身に付けさせることで、希望大学進学という夢を実現させています。指定校推薦での進学はそれらの副産物です。
しかし注意があります。教科書指導が基礎学力養成に直結するのはあくまでも進学校です。中堅レベルの高校の場合、教科書指導だけでは不十分です。それに対応するクラスでは、学校以上の内容を専用テキストを用いて指導しています。