【過去の記事から】数学の勉強法①

2020年2月8日の記事より

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高校生が定期テストで高得点を取るために 数学編①

高校生の皆さん、楽しく勉強してますか?

勉強方法を紹介する記事はたくさんありますが、本ブログは「高校生が定期テストで高得点を取るための勉強方法」に特化した内容で更新していきます。

 

高校生が定期テストで高得点を取るために…

「数学が苦手な生徒は、何を勉強すればいいですか?」

 

数学でお困りの高校生はとても多いはずです。そもそも英語・国語・数学のような基幹教科は普段からの積み重ねが大切であり、定期テスト前だけの勉強で何とかなるわけはありません。

それでは数学が苦手な生徒は、普段からどのような勉強をすべきでしょうか?

答えは、教科書の例題を完全に自分のものにすることです。

「何だ、そんなことか」とがっかりした生徒もいそうですが、はたして皆さんは教科書をどれくらい活用しているのでしょうか?いざ数学を勉強しようというときに、教科書をすっとばして、いきなり問題集を解き始めるのではないのでしょうか?

数学が得意な生徒はそれでも大丈夫です。しかし苦手な生徒はいつもの高校の授業で理解が不十分なのに、いきなり問題を解けるはずがありません。

個人的には以下の2点が、教科書の例題の良いところだと思っています。

  1. その単元の必要不可欠な問題を扱っている。
  2. 例題の解答が、シンプルで無駄がない。

①については、数学は単元ごとに必要とされる知識や解法というのが決まっていて、それらを理解・暗記することで、応用問題が解けるようになります。

教科書の例題はそのような必要不可欠な問題をしっかり扱っています。問題集では、問題が難易度によって分けられており、「この単元を理解する上で、この問題は必要か必要でないか」という視点で線引きされていない印象です。

また実際の定期テストで、教科書の例題の問題が1題も出ないことはあり得ません。高校のレベルに当然よりますが、多ければ9割、少なくても3割は出題されています。

②については、問題集の解説は詳しすぎて逆に分かりづらいことがあります。それに比べ、教科書の例題の解答はとにかくシンプルで無駄がありません。どちらが高校生が目指すべき解答かと言われれば、断然後者の方です。

これは問題集の解説はあくまで『解説』であり、『解答』ではないからです。何行にもわたる解説を読んで「こんな長い解答は書けない!無理!」と諦めてしまう生徒が本当にたくさんいます。違うんです。それは問題の解き方の説明であり、真似すべき解答ではないのです。真似すべき解答は、教科書に載っています!

数学が苦手な生徒は、まずは普段の高校の授業に合わせて、教科書の例題をしっかり解けるようになりましょう。それだけで少なくとも平均点はとれます。

え?高校の授業が分からない?だから例題も解けない?数学のあるあるですね。その場合は、必ず誰かに聞きましょう。誰でも構いません。先生でも、頭がいいお友達でも大丈夫です。大切なのは分からなくなったらすぐに聞くこと。一度おいていかれたら、取り返すことが非常に難しいのが数学ですから。

(パート②に続く)

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