センター試験まであと少し。教学舎英語科より本番へ向けてのアドバイスです。
「やることはやってきた」という人も、ここへきて調子を落としてしまった人も、残された時間は一緒です。ただし、伸びしろが残っている人ならば、直前に何をやるかで結果は大きく変わるものと信じて取り組みましょう。
それでは、
あと10点取るためには、2点問題なら5問以上、長文ならば2問以上正解を増やさなければなりません。そこで、これから1週間と試験当日の注意点を挙げていきます。
①時間が足りなくて困っている人は、長文(第4・5・6問)から。
長文問題から解くメリットは、配点が3倍近いこともありますが、最後の残り数分で長文の大問を解くには限界があるからです。一方、文法問題ならば、1分で2問程度は解けます。ただし、解答用紙への誤記には十分な注意を払ってください。
各問題の所要時間の目安は、第1問から順に3分→12分→15分→15分→15分→15分で計75分。ここで5分を余らせることがポイントです。緊張で頭の鈍る本番を考慮して、演習はこの75分に慣れておけば、焦りを感じなくなります。
②整序問題と第4問は得点源に。
整序問題が苦手という人が多くいます。配点は完全解答で4点×3ですから、大きいですね。整序問題の苦手な人は、並べかえる部分だけにこだわる傾向があり、前後に続く語句との関係を無視したり、選択番号だけを並べて考えたりする人も多くいます。英語で並べかえた文を書くことで、おかしな並びに気づくこともよくありますのでやってみてください。
第4問は図表の読み取り問題ですが、まずは縦軸・横軸のブランクを間違えずに埋めること。ビラ問題は注意事項の部分を見落とさないよう心掛けていきましょう。他の文章に比べ数字やグラフのヒントが多く、慣れてさえいれば得点源になりますよ。
本番では、模擬試験の最高点+10点を目標に頑張ってください‼