こんにちは。教学舎で数学を担当している天童です。
前回、秦野高校の数学のテストについての記事(追試を回避する勉強法)を書いたのですが、なんとサーバーの不具合で消えてしまったそうです。無念…!ということで今回は秦野高校の数学の定期テストにおける、直前の勉強法について書きたいと思います。
前回も書きましたが(消えたけどね…)秦野高校の1年生は5月テストで追試受験者が続出しました。生徒によっては追々試、追々々試まで受けた子もいるそうです。テストの難度が高く、特に中学から数学が苦手な子には厳しいテストだったと思います。
でもですね、追試になってしまうのは数学が苦手なため…というよりむしろテスト直前の数学の勉強法に問題がある可能性が高いんですね。それでは数学で追試を取らないためにはテスト直前どのような勉強をするべきなのか。
気を付ける点は2点です。
難しい問題に時間をかけすぎない
これは前回も書きましたが(消えましたが…)テスト直前の勉強で最も良くないのは、範囲を最後まで勉強しきれないことなんですね。特に数学は難しい問題に時間をかけすぎて、結局テスト範囲の最後まで勉強しきれなかったなんてことはよく聞きます。
追試を受ける可能性がある子が、難しい問題を完全に解けるようになるには、はっきり言ってかなりの時間を要します。一度か二度答えを写したぐらいじゃ解けるようには絶対ならないんですね。
ですからもう難しい問題はスパッと諦めて、基本的な問題を二度三度と繰り返し解いて、完全に解ききれるようにすべきです。秦野高校のテストは難しいと書きましたが、基本問題が出来れば追試は回避できるようになっていますから、ますは基本問題を完璧に出来るようにしましょう。
秦野高校が副教材として使っているサクシードの左側のページの問題の星の数で問題の難易度は測ることが出来ます。「追試を回避したい」と考えている生徒は、星の数が2個までの問題を確実に解けるようにして下さい。星が3個以上の問題は、とばしても大丈夫です。
解答を書き写さない
問題が解けなかったとき、解答や解説を赤ペンで書き写す生徒がいます。普段の勉強や提出物などはそれでもいいと思いますが、テスト直前にこのような書き写す作業をするのは、はっきり言ってあまり意味がありません。
テスト前に意識すべきことは、問題を1人で解ききる力を身につけることです。
解けなかったときは、解説を取り出し、それを読んで、解き方を理解したら、その解説をしまって、1人でもう一度その問題を解いてみる。こうすることで、1人で問題を解ききる力というのを養うことが出来ます。
ぜひ実践してみて下さい。