こんにちはSATOです。

GWも終わり、早くも中間テストが目の前に近づいてきています。そこで、今回は定期テストへ向けて、特に高校1年生の英語の勉強方法についてお話していきたいと思います。

学校教材からの出題が8割以上

中学時代から英語を苦手にしていて、テストがあるといっても、なかなか取り組めずにいる高校生がたくさんいます。今回初めて高校の定期テストを受ける1年生に知っておいて欲しいのは、高校の定期テストは、教材(教科書)や学校で使用している副教材(単語帳や問題集)などから出題される内容の割合が圧倒的に多いということです。もちろん、その教材に合わせたプリントも授業中に配布されますので、市販の問題集などは確認作業以上に使う必要はないということになります。学年が進むにつれて、初見の問題が出題されることもありますが、どの学年でも1~2割程度になります。また、テスト前に範囲が通知されますが、細かく指示が出されますので勉強し忘れることがないようにチェックしておく必要があります。

教科数が多い高校のテスト。早めから取り組もう

リスニングの出題も多くありますが、教科書本文や単語帳についているCDを利用し、耳から英語を覚えることで実力を高めていくことが可能になります。そして、教科数が多く、早めから対策を講じる必要があることも特徴です。多くの学校では、英語だけでも2科目(コミュニケーション英語と英語表現)あり、中間テストが7科目以上になります。当然、テスト直前の勉強だけでは時間が足りなくなりますので、勉強の計画を立てることも大切になります。

反復学習が最短の道

それでは、英語に関するテスト勉強の手順です。

  • 教科書本文を和訳して、内容を理解する。(熟語は新出だけでなく、知らないものをなくしましょう)
  • 英文や単語帳をCDなどで繰り返し聞いて覚える。
  • 教科書の欄外、Lessonのまとめや問題集、プリントの内容、問題を必ず解く。
  • 範囲以前の内容は基本的には出題されないので、焦らず取り組む。

いたって普通の勉強に思われると思いますが、いろいろな問題に手を出すのではなく、学校教材を徹底すればよいと考えれば、気が楽になるのではないでしょうか。定期テスト対策の勉強については、市販の問題集などを買い与える必要もありません。何を勉強すればよいかわからなくて困っている高校生には、「学校教材を覚えるくらい繰り返しなさい」というアドバイスが一番です。

平均点をどれだけ超えているかが鍵

学校の成績は、『テストの点数+授業内の小テスト+課題の提出』によってつけられますが、「テスト」は学年の平均点をどれだけ上回っているかで判断します。高校1年生に多いのですが、極端に平均点の低い教科もありますので、全教科の合計点を出して一喜一憂する必要はありません。