こんにちは!SATOです。

『Tokyo Olympic 2021』が始まりました。東京は緊急事態宣言の中、世界中の注目を集めていますが、このまま大きな問題が起きることなく無事に大会を終えられるよう祈りたいと思います。

さて、今回は夏期講習期間中の学習についてのお話です。明日(7月26日)から始まる教学舎の夏期講習では、1・2年生は2学期以降の学習内容を高校別クラス編成で予習します。また、選択講座として「英検合格プログラム」が用意されています。これは、2年生のうちに英検2級まで合格することで、進学の幅を広げることを目標としています。

そして、3年生は、一般選抜のために各自が必要な講座を選択し、受験勉強に臨みます。そこで、大学受験の天王山と言われる夏休みの学習に関して、注意すべきポイントを4つ挙げていきます。

学習ルーティーンを確立すること!

長期休暇期間では、1日、1週間、1か月、夏休み全体。それぞれのサイクルと目標設定を掲げることが大切になります。毎日の学習時間については、以前お話しした120分サイクル(100分勉強+20分休憩)の学習がスケジュールを立てやすくなります。また、どんな状況(帰省や体調不良など)でも、学習時間が「0」となる日を作らないことが大切です。

1日に複数の教科(学習内容)を学習する!

長時間の勉強にはリフレッシュも大切ですが、「休憩の予定時間を大幅に超えている」なんてことが頻繁にありませんか?気持ちを切らしてしまうと、なかなか元通りには集中できなくなることはどんな場合にも起こりうることです。1時間以上休憩としてスケジュールを組んでいる場合以外は、勉強内容を変えることで、気分の切り替えが可能になります。英語から理科、数学のように教科を変えるだけでなく、英文法から長文、ノートのまとめから演習問題のように、少しの変化でも気分を変えることができますよ。

最初の2週間が鍵‼

最初の2週間で、可能な限り学習時間を増やして、自分の勉強に自信をつけましょう。やる気のある夏休みの初めにスタートダッシュをかけることがとても大切になります。8月後半になると、受験生の気持ちは「焦り」一色になってきます。40日近くあった夏休みがあと10日しかないとなると、冷静ではいられなくなりますよね。そのためにも、夏休みの前半に「自分はこんなに勉強したんだ」という確固たる自信を作っておきましょう。

規則正しい生活と自分に甘えない気持ち!

既に猛暑と思われる天候が続きますが、体調を崩してしまっては、それまでの努力も意味がなくなってしまいます。「夏風邪や夏バテ」にならないよう、睡眠時間や部屋の環境を意識して乗り切りましょう。実際に体調を崩してしまっては、1日で復調することはありません。なによりも、目標の実現には自分を甘やかさない気持ちが必要になります。現段階で第一志望の大学に合格できるだけの学力があると思っている高校生はいないと思います(もし思っている人がいたら、第一志望を変更した方がいいかもしれません)。だからこそ、その気持ちを維持していくことが一番大切なことになります。

保護者の皆さんも、自宅にいる時間が長くなる高校生をどう扱っていいのか分からなくなってしまうことがあるかもしれません。それでも、進路に関する話し合いを十分にしたうえで、生活の乱れに関しては、どんどん注意やアドバイスをして欲しいと思います。そんなことが気になるようでは、高い目標をクリアできるはずがありませんから。